歯の重要性に目覚めた私が、次に挑戦してみたのがホワイトニングでした。
以前から興味は持っていたのですが、なかなか踏み切れなかったところ、妻が先に体験。
傍目から見ても「これはかなり白くなる!」との実感が持てたので、私も踏ん切りがつきました。
PMTCとは
「ホワイトニングの前に、PMTCをやるとより効果が実感できますよ」
診察室の椅子に座った私に、歯科衛生士さんはこう言いました。
PMTCとは、”Professional Mechanical Tooth Cleaning”の略称とのことで、日本語でいうと「プロによる専門の道具を使った歯の掃除」ということらしいです。
普通のクリーニングでは取れない歯垢や歯石などの除去に役立つということで、差し歯になっている前歯の表面の汚れ落としにも有効とのことでした。
費用は5000円。少し迷いましたが、どうせホワイトニングをやるなら効果がより上がったほうがいいと思い、「お願いします」と告げました。
椅子が倒されて目にタオルをかけられ、さっそく治療が開始。
歯を隅々までブラッシングされた後、細かい霧のシャワーのようなものをかけられるなどして、きれいに掃除されていくのが実感できました。
差し歯も外され、「これは別途、磨いておきますね」と言われました。
手持ちぶたさな時間
PMTCが終わり、いよいよホワイトニング開始。
口を開ける器械のようなものが装着され、口が空いたままの状態になります。
そこに衛生士さんが歯の表面に薬液を塗っていく感じがわかりました。
長いのはここからでした。口を開けたままの状態が30分間近く続くのです。
後から話を聞いてみると、専用の機器で歯に光を照射し、歯の着色を分解しているとのこと。
それを2回繰り返しているそうなのですが、目にタオルをかけられている状態では何が起こっているのかよくわかりません。
「な、長い・・・」
私は手持ちぶたさのあまり、数分間眠ってしまいました。
食べてはいけないものリスト
「はい。これで終了です。以前よりかなり白くなりましたよ」
開口器をようやく外してもらい、衛生士さんからこう言われました。
手渡された鏡で歯を見てみると、「おお!確かに白くなってる!」と心の中で叫びました。
帰り際に渡されたのが、「ホワイトニング後のケアについて」という1枚の紙でした。
ホワイトニング後の着色を避けるため、例えば以下のようなものは食べないほうがよいとのことでした。
ブドウやイチゴなど色の濃い果物、カレーライス、みそ・醤油ラーメン、コーヒー、紅茶、コーラ、醤油、トマトなどの色の濃い野菜、などなど・・・
大好きで、毎日1〜2杯は必ず飲んでいるコーヒーも、これで24時間内はお預けになりました。
PMTC治療を含めて施術時間は約1時間半。料金は2万7500円でした。保険は効かず、確定申告の対象にもならないということでした(泣)。
2回目を実施
そして5日後に2回目のホワイトニングを実施。時間は1時間と前回よりは少し短めになりました。
施術料金は2万2000円でした。
終わって自宅に帰って鏡を見ると、確かに歯が白くなっているのがわかります。
こちらがホワイトニング前の歯です(お見苦しい点はお詫びします)。やはり黄ばんでいる感じです。
そしてこちらが2回目のホワイトニング後の歯です。かなり白くなっているのがわかると思います。
そしてこちらが3回目。下の歯がより白くなった感じです。
妻にも「顔の印象が変わった」と言われたので、他の人からの見た目も少しはよくなったのかもしれません。
食事制限は面倒臭い
効果を実感できたホワイトニングですが、治療の長さとあわせて辛かったのが、食事が制限されることでした。
24時間は色の濃いものが食べられないので、コンビニのおにぎりやパン、うどんなど歯に色がつかなさそうな食べ物を選ばないといけません。
私は平日の昼と夜は基本的に外食なので、特に食事選びには苦労しました。コーヒーも飲めず、少しだけストレスがたまりました(笑)。
ただ、こうした不便さや費用を考慮してもホワイトニングに踏み切ってよかったと思います。
今後は自宅で自分でホワイトニングができるキットを購入し、白さをなんとか維持していきたいと考えています。
皆さんも検討中の方がいらっしゃったら、ぜひお勧めします。きっと顔の印象が変わり、生活が明るくなると思いますよ!
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